活字書体をつむぐ

Blog版『活字書体の総目録』

09D-1 欧字書体「K.E.Orion-Bold」のよりどころ

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原資料:ステンペル社パンフレット

1957年にスイスのハース活字鋳造所から発売された「ノイエ・ハース・グロテスク」は、同社のタイプ・デザイナーであったマックス・A・ミーディンガー(1910—1980)が再設計したもので、1960年にドイツのライノタイプ社の自動活字鋳植機に適応されるのを契機に、ラテン語でスイスを意味する「ヘルヴェチカ( Helvetica) 」と改称した。