活字書体をつむぐ

Blog版『欣喜堂立志篇』/『欣喜堂而立篇』

2020-12-27から1日間の記事一覧

09D-1 欧字書体「K.E.Orion-Bold」のよりどころ

原資料:ステンペル社パンフレット 1957年にスイスのハース活字鋳造所から発売された「ノイエ・ハース・グロテスク」は、同社のタイプ・デザイナーであったマックス・A・ミーディンガー(1910—1980)が再設計したもので、1960年にドイツのライノタイプ社の…

06-2 欧字書体「K.E.Cygnus-MediumItalic」のよりどころ

原資料:『遠近法の書』(ジャン・クーザン著、1560年代) チャンセリー・バスタルダ活字は、フランスにおいては「イタリアの」つまり「イタリック」と呼ばれるようになった。このイタリック体活字を、さらに完成に導いた人物が活字製作者ロベール・グランジ…

10B-1 欧字書体「K.E.Cassiopeia-Medium」のよりどころ

原資料:『時祷書』(1500年頃) 時祷書とはキリスト教信徒の個人的な勤行のために書かれた祈祷書のことである。華麗な細密画の挿絵を伴うことが多い。中世末期から一般に流布し、14世紀末から 15世紀にかけて、フランスで美術史的価値の高いものが制作され…

10B ヒューマニスト体

ヒューマニズム( humanism 人文主義)とは、ギリシャ・ローマの古典研究によって普遍的な教養を身につけるとともに、中世のキリスト教を中心とした社会から人間を解放し、人間性の再興をめざした精神的な運動である。ルネサンス期に、イタリアの商業都市の…