活字書体をつむぐ

Blog版『欣喜堂立志篇』/『欣喜堂而立篇』

[漢字]03 過渡期明朝体

03-3 漢字書体「宝玉」のよりどころ

原資料:『紅楼夢』(1791年 萃文書屋) 『紅楼夢』は、1776年(乾隆56年)に程偉元(?−1818)の萃文書屋によって刊行された。貴公子・賈宝玉と、その従妹・林黛玉との悲恋を中心に、当時の生活を描いた長編小説である。原題は『石頭記』といい、石に刻まれ…

03-2 漢字書体「聚珍」のよりどころ

原資料:『武英殿聚珍版程式』(1776年 武英殿) 清朝におけるもっとも盛大な編纂計画は乾隆帝(在位:1735−1795)の時代に完成した写本の『四庫全書』である。さらに乾隆帝は『四庫全書』のなかから重要な書物を選んで、木活字で大量に印刷させた。 金簡(…

03-1 漢字書体「武英」のよりどころ

原資料:『古今図書集成』(1726年 武英殿) 『古今図書集成』は、中国・清朝の康熙帝(在位:1662−1722)が、陳夢雷(1651−1741)等に命じて編纂を開始した。古今の図書から抜き出した事項を類別し配列されている。 陳夢雷は、中国・清朝の学者である。字を…

03 過渡期明朝体

紫禁城(故宮)は、北京にある世界最大級の宮殿の遺構である。現在は、博物館(故宮博物院)になっており、世界文化遺産(文化遺産)に登録されている。 故宮博物院の西南部に位置する武英殿は、2005年10月から見学できるようになった。歴代の絵画、書、古籍…