02-6 和字書体「まどか」のよりどころ
原資料:『富多無可思』(青山進行堂活版製造所、1909年)
青山進行堂活版製造所は創業20年を記念して『富多無可思』(1909年)を発行した。約300ページにもおよぶ線装(袋とじ)の記念誌である。
この記念誌の青山安吉(1865—1926)による「自叙」は四号楷書体活字、竹村塘舟による「跋」は四号明朝体活字で組まれているが、その和字書体は共通しており、東京築地活版製造所の四号和字書体活字の系統であろう。
活字書体「まどかM」
原資料:『富多無可思』(青山進行堂活版製造所、1909年)
青山進行堂活版製造所は創業20年を記念して『富多無可思』(1909年)を発行した。約300ページにもおよぶ線装(袋とじ)の記念誌である。
この記念誌の青山安吉(1865—1926)による「自叙」は四号楷書体活字、竹村塘舟による「跋」は四号明朝体活字で組まれているが、その和字書体は共通しており、東京築地活版製造所の四号和字書体活字の系統であろう。
活字書体「まどかM」