活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

10-3『辞苑』(新村出編、博文館、1935年)

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『辞苑』(新村出編、博文館、1935年)

広辞苑』以前に、新村出(1876−1967)の編著で『辞苑』という国語辞典が1935年(昭和10年)に発刊されていた。この『辞苑』は博文館から出版され、大ベストセラーとなっていた。『辞苑』には、見出し語にアンチック体の和字書体がもちいられている。

 新村出は京大教授で、ヨーロッパ言語理論の導入に努め、日本の言語学国語学の確立に尽力した。とくに国語史や語原・語誌・語釈に関する研究、外来語や南蛮文化に関する考証などの多方面にわたる業績をあげた。

 

活字書体「ことのはBK」

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