活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

2-1 『博物誌』(プリニウス著、1472年)

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ジェンソン活字を使用したのがプリニウス著『博物誌』(1472年)です。紀元1世紀の著述家プリニウスの現存する唯一の著作で、古典ローマ世界のあらゆる知識を網羅した百科全書をして知られています。このジェンソン活字による『博物誌』は、活字版印刷史上もっとも重要な印刷物のひとつとされています。

 ヴェネチアン・ローマン体を完成させたのは、フランス人の印刷者ニコラ・ジェンソン(1420?−1481)でした。

そこでヴェネチアン・ローマン体のジェンソン活字が使用されている『博物誌』(プリニウス著、1472年)から抽出したキャラクターをベースに、日本語組み版に調和するように制作してみました。

 

活字書体 K.E.Aries-Medium

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