活字書体をつむぐ

Blog版『活字書体の総目録』

09B-2 和字書体「ふじやま」のよりどころ

 

f:id:typeKIDS_diary:20201226100721j:plain

 

 

原資料:『明解国語辞典』(金田一京助監修、三省堂、1943年)

『明解国語辞典』の見出しに使われているゴシック体を原資料としている。

辞書の見出し書体といえばアンチック体が使われることが多いが、『明解国語辞典』はゴシック体である。近年の国語辞典の見出し語はゴシック体が採用されることが多くなってきている。ただし現在の『新明解国語辞典』では、『明解国語辞典』とは別の書体になっている。