活字書体をつむぐ

Blog版『欣喜堂立志篇』/『欣喜堂而立篇』

08A-1 漢字書体「倫敦」のよりどころ

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原資料:『座右之友』(東京築地活版製造所、1895年)より「五號アンチック形文字」

漢字書体の安竹体としては、『座右之友』(東京築地活版製造所、1895年)の86ページおよび『富多無可思』(青山進行堂活版製造所、1909年)の47ページに掲載されている「五號アンチック形文字」がある。

「五號アンチック形文字」は、もともと江戸時代の看板文字などに近いようにも思われる。拡大してみるとかなりガタガタになるので、なんらかの解釈が必要になってくる。再生にあたっては『BOOK OF SPECIMENS』(平野活版製造所、1877年)に掲載されている欧字書体としてのアンチック(Antique)を意識して、より現代的に解釈することにした。

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