活字書体をつむぐ

Blog版『欣喜堂立志篇』/『欣喜堂而立篇』

02-2 漢字書体「鳳翔」のよりどころ

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原資料:『楽律全書』(1595年 鄭藩)

明代の藩王府の刊行した書物は、原稿、校正、彫版、印刷などの品質が高かったが、なかでも鄭藩世子・朱載堉(しゅさいいく 1536−?)が刊行した音楽の著作『楽律全書』は、藩刻本の代表作のひとつである。

朱載堉は字を伯勤、号を句曲山人という。著名な数学家で、また音楽家でもあった。『楽律全書』は中国音楽における12音律の研究で、その時代の音楽理論研究の最先端をいくものだということである。楽律とは、楽音を音律の高低に従って並べた音列のことで、中国音楽では12律だ。12律は基音を長さ9寸の律管の音としている。

『楽律全書』は15種48巻の書物である。律呂精義外篇巻10から霊星小舞図までは、楽器、演奏、舞踊などに関する絵図が中心となっている。

 

活字書体「鳳翔」

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