活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

4-1 『ミラノ君主ヴィスコンティ家列伝』(1549)

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ヴェネチアのアルダス・マヌティウス(1449−1515)の工房において、フランチェスコ・グリフォ(1450?−1518?)の手になる活字書体が誕生し、ビエトロ・ベンボ(1470−1547)の著作『デ・エトナ』(1495−1496)に使われました。さらにパリのクロード・ギャラモン(?−1561)がアルダス工房の活字を分析して、フランス語に適するように試行錯誤を重ねて完成したのがギャラモンの活字です。そこで前期オールド・ローマン体のギャラモン活字が使用されている『ミラノ君主ヴィスコンティ家列伝』(1549)から抽出したキャラクターをベースに、日本語組版に調和するように制作してみました。

 

活字書体 K.E.Taurus-Medium

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