活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

10-2『言海』(大槻文彦著、六合館、1931年)

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言海』(大槻文彦著、六合館、1931年)

言海』は、大槻文彦(1847−1928)の著した国語辞典である。1875年(明治8年)に編纂を開始、1891年(明治24年)に刊行された。最初は四六倍判の四分冊として出版され、その後、一冊本や二冊(上・下)本、小型や中型のものが刊行されていった。

 欧米の各国では、国語の統一運動の集大成としての辞書作りが行われた。当時のイギリス、フランス、アメリカ、ドイツなどでは、国語辞典作りが盛んに行われていた。イギリスの『オックスフォード英語辞典』、アメリカの『ウェブスター大辞典』、フランスのエミール・リトレ(1801−1881)による『フランス語辞典』、ドイツのヤーコブ・ルートヴィヒ・カール・グリム(1785−1863)とヴィルヘルム・カール・グリム(1786−1859)による『ドイツ語辞典』などがある。『言海』の編纂も、そうした流れの一環とされる。

 

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