活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

5-3 『神字日文伝』(平田篤胤著、1824年)

f:id:typeKIDS_diary:20131217193823j:plain

神字日文伝』(平田篤胤著、1824年)

神字日文伝』は、上巻、下巻、付録からなる。1819年(文政2年)に成立した。漢字伝来以前に日本に文字が存在したと主張する。『神字日文伝』には一字一字が独立したひらがながみられる。もともとの版下は書写されたものと思われるが、硬筆書写のような印象を受ける。

 平田篤胤秋田藩士・大和田祚胤の4男で、幼名を正吉また胤行という。通称半兵衛のち又五郎、また大角、大壑とも称する。1795年(寛政7年)、20歳のとき脱藩して江戸に出て、さらに5年後、備中松山藩士の平田篤穏の養子となっている。1841年(天保12年)に、著作が幕府筋の忌むところとなり、著述差し止めのうえ国元帰還を命ぜられ、秋田藩士となった。

 

活字書体「ひふみM」

f:id:typeKIDS_diary:20150712094345j:plain