活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

5-2 『古事記伝二十二之巻』(本居宣長著、1803年)

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古事記伝二十二之巻』(本居宣長著、1803年)

古事記伝』は本居宣長の著作で、植松有信(1758−1813)の板木彫刻による。このうち二十二之巻などの一部の巻は植松有信の筆耕(板下書)によるものである。植松有信は名古屋で板木師をしていて『古事記伝』の刊行に関わる。宣長に入門して板木師として宣長著作の多くに携わっている。

 本居宣長記念館には、『古事記』版本書き入れ、『古事記伝』草稿本、『古事記伝』再稿本、『古事記伝』版本が保存されている。『古事記伝』の草稿は漢字カタカナ交じり文で書かれているようだが、その再稿本および版本は漢字ひらがな交じり文に変わっている。

 

活字書体「うえまつM」

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