活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

8-1 『古今図書集成』(1726年 武英殿)

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『古今図書集成』(1726年 武英殿)

『古今図書集成』は、中国・清朝康熙帝(在位:1662−1722)が、陳夢雷(1651−1741)等に命じて編纂を開始した。古今の図書から抜き出した事項を類別し配列されている。

 陳夢雷は、中国・清朝の学者である。字を則震、号を省齋、晩号を松鶴老人という。福建省福州の人。1670年(康熙9年)に進士になった。『讀書五十載』、『渉獵萬餘卷』などの著作がある。

 康煕帝の時代の1719年(康煕58年)に完成していた『古今図書集成』だが、皇位継承の紛争もあって刊行が遅れた。清朝雍正帝の在位期間の1726年(雍正4年)になって、銅活字で刊行された。

『古今図書集成』は、広く古来の典籍から、同類の関係する記事を抽出して集めたものである。その構成は、まず6彙編(暦象・方輿・明倫・博物・理学・経済)に大分類し、次にそれぞれの彙編を32典に分かち、さらにそれぞれの典を6,109部に細分した形式となっている。

 

活字書体「武英」

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