活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

1-3 『開成石経』(837年 西安碑林博物館蔵)

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『開成石経』(837年 西安碑林博物館蔵)

西安碑林博物館の第一展示室には高さ2mの『開成石経』の石碑が114基保存されている。開成石経は唐の文宗皇帝・李昂が命じ、830年(大和4年)から837年(開成2年)までに艾居晦らの写字生によって真書で刻まれた。開成年代に完成したということで『開成石経』と名付けられた。

石経とは13種の儒教経典で、周易尚書、儀礼、詩経、周礼、礼記、春秋左氏伝、春秋公羊伝、春秋殻梁伝、論語、孝経、爾雅、孟子のことである。当時この石経は長安城務本坊の中に置かれ、国子監の学生と科挙の受験者の勉強にもちいられた。