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タイプフェイスデザイン・探訪1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

[漢字]12 呉竹体(20世紀)

参考:呉竹体の展開——羅篆形・フワンテル形・ラウンドゴチック形

欧字書体としてのラテン(LATIN)、ファンテール(FANTAIL)、ラウンド・ゴシック(ROUND GOTHIC)は装飾用の書体とされている。漢字書体もおそらくは装飾用として用いられるものと思われる。 『参號明朝活字総数見本』(1928年 東京築地活版製造所)は、そ…

12-1 『瞿秋白文集』(1953年、北京・人民文学出版社)

『瞿秋白文集』(1953年、北京・人民文学出版社)は、本文は近代明朝体であるが、小見出しをゴシック体で組んでいる。それぞれの見出しとしての字数は少ないが、全部をまとめれば100字以上の字種が抽出できる。 瞿秋白(1899—1935)は中国の政治家・文学者で…

12 呉竹体(20世紀)

中国の書物においても本文は近代明朝体だが、見出しにはゴシック体が用いられている。1930年代には「呉竹体」は見出し用として少しずつ定着していったようだ。『中国古音学』の本文は近代明朝体であるが、その表紙にはゴシック体が用いられている。 『中国古…