活字書体設計1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

[漢字]09 近代明朝体

9-2 『中国古音学』(張世禄、1930年、商務印書館)

商務印書館(Commercial Press)は1897年(光緒23年)2月11日に、上海捷報館(China Gazette)の植字工だった夏瑞芳と鮑咸恩、上海美華書館ではたらいていた鮑咸昌と高鳳池が、北米長老会の牧師で当時の美華書館の責任者のジョージ・F・フィッチ(費啓鴻)の…

9-1 『舊約全書』(1865年 美華書館)

『舊約全書』(1865年 美華書館) ウィリアム・ギャンブル(William Gamble、姜別利、1830−1886)は、「華花聖経書房」に1858年10月に赴任した。ギャンブルは1869年10月に辞任するまでの11年の間に、中国語の印刷技術に大きな功績を残している。 最大の功績…

9 近代明朝体

中国・清王朝はアヘン戦争前と、アヘン戦争後に分けられる。アヘン戦争とは、1840年から1842年にかけ、清国のアヘン輸入禁止によってイギリスと清との間に起こった戦争である。清は大きく敗北して南京条約を結び、香港を割譲したほか、広州・福州・厦門(ア…