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タイプフェイスデザイン・探訪1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

[漢字]07 清朝体

参考:漢文正楷字模活字(正楷書体)

漢文正楷印書局は、中華書局の美術部主任だった鄭昶(1894−1952)が友人たちと、1929年から準備し1932年に設立した会社である。 鄭昶は字を午昌、号を弱龕という。中華書局の美術部主任をつとめたのち、漢文正楷印書局の社長となり、漢文正楷字模の制作を主…

7-2 『欽定全唐文』(1814年 揚州詩局)

『欽定全唐文』(1814年 揚州詩局) 嘉慶帝の敕命により董誥(1740−1818)らが編纂した唐・五代散文の総集である『欽定全唐文』が、1814年(嘉慶19年)に揚州詩局から刊行されている。この『欽定全唐文』の字様は、運筆が形式化されて活気がないと批評された…

7-1 『御製文集』(1711年 武英殿)

『御製文集』(1711年 武英殿) 初期の武英殿刊本においては、康煕帝の書のままを忠実に彫らせていた。その代表例が『御製文集』である。 『御製文集』は、康煕帝の撰、張玉書らの奉勅編である。撰とは「著述した」ということ、奉勅編とは「皇帝の命令を承っ…

7 清朝体

中国・清王朝(1616−1912)は、中国最後の統一王朝である。女真族(のちに満洲族に改称)の弩爾哈斉〔ヌルハチ〕(1559−1626)が明を滅ぼし国号を後金として建国、皇太極〔ホンタイジ〕のときに国号が清と改称された。首都は盛京(瀋陽)であった。 順治帝の…