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タイプフェイスデザイン・探訪1

[活字書体をつむぐ]日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史に育まれた書体をまとめています。

[和字]07 ひのもとのさかえ

(参考)『本邦活版開拓者の苦心』(津田三省堂、1934年)

『本邦活版開拓者の苦心』(津田三省堂、1934年) 活字鋳造会社の「津田三省堂」は1909年(明治42年)に名古屋において、津田伊三郎によって創業された。『本邦活版開拓者の苦心』は昭和九年に私家版として発行されたものだ。ここには本木昌造にはじまり、35…

7-4『東京今昔帖』(木村荘八著、東峰書房、1953年)

『東京今昔帖』(木村荘八著、東峰書房、1953年) 『東京今昔帖』は、東京の明和印刷で印刷されている。 木村荘八(1893−1958)は洋画家である。白馬会洋画研究所に学び岸田劉生とともに、1912年にフュウザン会の結成に参加した後期印象派以後の新美術の紹介…

7-3『新考北海道史』(北方書院、1950年)

『新考北海道史』(北方書院、1950年) 太平洋戦争後の1946年(昭和21年)から1950年(昭和25年)までの約4年間、北海道では札幌市を中心として出版ブームがおこった。このときに北海道各地で刊行された文芸書や教養書を「札幌版」という。 太平洋戦争後の一…

7-2『書物の世界』(朝日新聞社、1949年)

『書物の世界』(朝日新聞社、1949年) 『書物の世界』は、京都の内外印刷で印刷・製本され、朝日新聞社から発行されている。欧文タイポグラフィの基本原理を日本文縦組みへの応用を著した書物である。鮮明な活字組み版と、堅牢な造本によって、それを具体化…

7-1『日本印刷需要家年鑑』(印刷出版研究所、1936年)

『日本印刷需要家年鑑』(印刷出版研究所、1936年) 印刷出版研究所『日本印刷需要家年鑑』のなかに、「組版・印刷・川口印刷所 用紙・三菱製紙上質紙」と明記されたページが16ページほどある。印刷は川口印刷所だが、ここに使われている9pt活字の和字書体が…

7 ひのもとのさかえ

東京築地活版製造所は1923年(大正10年)9月1日に首都圏を襲った関東大地震によって、社屋が倒壊炎上するなどのおおきな損害を受けた。この混乱もあって、東京築地活版製造所の活字書体は各社に流出した。 活字母型そのものを販売する業者もあらわれ、印刷会…